世界から見える“漆”という概念を変えていく。

漆をポップなアート作品として世界へ届けたい。

漆をポップなアート作品として世界に届ける。
そのために、世界に広め、伝えるべきは
日本文化である“漆:JAPAN”そのもの。
「伝統的」「荘厳」なイメージだけでなく
「ユニーク」「ポップ」な印象をまとって。
生活に役立つ漆器というだけでなくアートという視点で
世界から見える“漆”という概念を変えていきたい。

Interview
インタビュー

edit  Taiko Nakano(WAO!create)
Creative Direction KITAGAWA ART DESIGN
Videographer UTATSUKI CL
Youtube English version
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Works
代表作品

器のように日常的に使えるものは何か——。椅子のように座るフォルムを何で表現するのか——。突き詰めるうちに頭に閃いた「奥歯」の椅子。個展を訪れる人を「これ?」「あれ?」と笑顔にするポップでユニークな作品。

風や波、流動的なものをイメージした壁掛け。漆黒と表現されるように漆の黒には奥深く吸い込まれるような魅力がある。木地には自然の木目と人が削り出す造形との融合の美がある。漆と木地の魅力を結ぶこと。そこに、木下の作品の真髄がある。

使い込むほどに美しい木目が現れるという漆器の概念をくつがえす汁椀。自分だけの器としていとおしく、時を経て育てることができる。木地師を経て漆芸家となった木下らしさが表現されている作品。

Profile
プロフィール

漆芸家 木下 富雄

1967愛知県名古屋市生まれ
1989名城大学商学部経済学科卒
1990第一コンピュタリソース入社
2004石川県立山中漆器産業技術センター入所
2006金沢城・兼六園大茶会展 入選
2007日本伝統工芸石川支部展 入選
2008高岡クラフト展 特別賞 受賞
2009北陸先端科学技術大学院大学にて伝統工芸イノベータのMOT受講
2010サッポロビアマグランカイ8 入選
2013名古屋、喫茶薔薇館にて個展
2014生活工芸/金沢 代官山T-SITE
201621世紀美術館にて石川工芸家networkの茶会開催
台北Sogoにて展示会
2019シンガポールnook asia 見本市出展
中国広州 檸檬labにて個展

Contact
コンタクト

お問い合わせや工房見学はお気軽に。

漆芸家 木下 富雄
〒920-0953 石川県金沢市湧波3-8-31(木下富雄漆器工房)
TEL 090-1986-7912
E-MAIL ez6t-knst@asahi-net.or.jp